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西鉄太宰府駅27年ぶり大改装 天満宮イメージし朱色に塗り替え

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西鉄太宰府駅27年ぶり大改装 天満宮イメージし朱色に塗り替え

大規模改装後の太宰府駅のイメージ図 大規模改装後の太宰府駅のイメージ図

 西日本鉄道は14日、太宰府駅(福岡県太宰府市)を、太宰府天満宮をイメージした朱色に塗り替えるなど、年内に大規模改装すると発表した。太宰府観光の玄関口として、装いを新たにする。西鉄は来年春に投入する新たな観光列車との相乗効果で、沿線観光の振興を図る。 (村上智博)

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 太宰府には天満宮や九州国立博物館など、九州を代表する観光地がある。同駅は年間235万人(29年度)が利用する。

 同駅の大規模改装は平成3年以来27年ぶり。駅舎を朱色に塗り替え、到着した瞬間から、太宰府の歴史を感じられる駅を目指す。

 そのほか、天満宮は飛梅(とびうめ)で有名なことから、照明のカバーやベンチを、梅の花びらをイメージした形にする。ホームの転落防止用の柵も、天満宮にある太鼓橋のような形状に変更する。

 海外からの観光客も多いことから、英語や中国語、韓国語に対応した案内表示にする。

 改装工事は、今年8月から年内にかけて実施する。総工費は約2億6千万円と見込む。このほか、近隣の二日市と五条両駅の柱も朱色にする。

 西鉄は、鉄道沿線の観光振興に力を入れる。

 平成26年には福岡(天神)-太宰府間に、観光列車「旅人(たびと)」を投入した。

 来年春には天神大牟田線で、車内で食事を楽しめる観光列車「THE RAIL KITCHEN CHIKUGO(ザ レールキッチン チクゴ)」を走らせる。

 西鉄の倉富純男社長は14日の記者会見で「特に太宰府駅と柳川駅(天神大牟田線)は観光の拠点。柳川駅は改装を終えた。ほかの駅も、それぞれの街にあった駅舎に改装したい」と語った。