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若さ光る草津の紹介 立命館大の放送サークルがラジオで歴史や名所紹介、選挙啓発も

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若さ光る草津の紹介 立命館大の放送サークルがラジオで歴史や名所紹介、選挙啓発も

 草津市の魅力を若者の視点で発信しようと、立命館大の放送サークルがコミュニティーFM「えふえむ草津」の番組内でオリジナルコーナーを制作、放送している。地域の名所、人気スポットの紹介から選挙の啓発までさまざまな話題を紹介。柔軟な発想で取り組み好評だ。 (杉森尚貴)

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 「今回は草津の歴史を知ってもらおうと、何とこのキャンパスの地下にある木瓜原(ぼけわら)遺跡に行ってきました」「そんな近くにあるんですか」「さらに歴史にまつわるビッグニュースも仕入れてまいりました」「それは楽しみです」

 13日夜、立命館大びわこ・くさつキャンパス(同市野路東)のスタジオ。軽快なかけ合いをみせるのは、ともに3回生で立命館大放送局に所属する星龍太郎さん(22)と伊藤暁人さん(21)だ。「くさつNOW」(毎週水曜午後6~7時)のコーナー、あいあい草津の7月4日放送分を収録していた。

 同市が提供し、市内の情報などを発信する同番組。学生の目線で情報を発信してもらおうと市広報課が依頼し、今年4月から月1回のペースで放送が始まった。メンバー16人が交代で制作。扱うテーマは市に関することで、基本的に学生が構成や収録作業を担っている。

 学生たちは昼休みに30分間、学内の生放送の音楽番組を制作しているが、学外への発信はほとんど経験がないという。星さんは「最初は戸惑ったが、プロの番組制作に関わる貴重な機会になった」と話す。

 制作は市が全面的にバックアップ。4月は市外からの入学生に市のイメージを調査。5月は知事選の投票の仕組みなどを学生が市選管職員に尋ね、6月は草津川跡地公園など市内の観光施設を巡り、リポートした。

 広島市出身の伊藤さんは「学生のまちでもある草津に、市民も知らない歴史やレジャーの施設が充実していることを知った。それを伝えられるのはいい経験」という。市広報課は「若者目線で新たな魅力の発見にもつながっている。柔らかい雰囲気で面白く好評だ」と話す。

 7月4日の放送では、キャンパスの敷地内にある木瓜原遺跡のリポートに始まり、5月に市内の芦浦観音寺などが日本遺産に認定されたことなどを紹介。かつて水上交通の要衝だった芦浦観音寺の役割などを分かりやすく説明するよう心がけたという。

 出演する2人は「草津の歴史などを楽しんでもらえたら」などと話している。