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一関の小学校で防災訓練

 10年前の地震の震源地は岩手県一関市中心部から西に約20キロの宮城、秋田両県境に近い同市厳美町市野々原。一関市では14日、市民らが落下物などから自分の体を守るシェイクアウト訓練を地震が発生した午前8時43分に合わせて繰り広げた。

 訓練は震度6弱の地震が起きたとの想定。震源地に近い同市立厳美小学校では全校児童131人が参加した。校内放送で地震発生が告げられると、児童は真剣な表情で机の下に潜り込み、両手で机の脚を対角線でつかみ、頭を下げて体を守る姿勢をとった。

 地震の年に生まれた4年生の佐々木琉花さん(9)は「落ち着いて机の下に入れました。合格点だと思います」と話した。小岩春翔君(10)は「慌てず、素早く机の下に入れたけど、ちょっと首が痛かった」と苦笑いを浮かべた。

 震度6強の強い揺れを記録、1人が死亡、32人が重軽傷を負い、住宅468戸が被害を受けた奥州市でも同日、市内で特に被害が大きかった同市衣川北股地区で約50人が参加する防災訓練が繰り広げられた。