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【信州人】小布施町地方創生主任研究員・大宮透さん(29)

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 ■全国の若者集め町の課題を議論

 大学と大学院で都市計画とコミュニティーデザインを研究しているときに、東日本大震災が発生しました。岩手県陸前高田市に被害状況の実態調査に訪れた際、憩いの場を求める被災者と、支援の手を差し伸べたい企業とを結ぶ産学民の共同プロジェクトにも携わった。

 その後、小布施に来る機会があり、市村良三町長から誘われて移住しました。小布施は、「『景観』から『協働と交流』へ」と、まちづくりのフェーズ(局面)が切り替わる真っただ中にあり、何かが自分にもできると、群馬県から移住したわけです。今は、町の非常勤特別職の地方創生主任研究員として働いています。

 主な取り組みは、20代後半から30代前半の若い世代を全国から50~100人集め、年に1回、町の課題を徹底的に議論する「小布施若者会議」の運営にかかわることです。

 アイデアを創造するためのグループワーク「アイデアソン」のような催しで、例えば、「小布施に世界最先端の学舎(まなびや)をつくる」というテーマで話し合う。小布施には高校もないですが、現代はいろんな学びが可能な時代。みんなが実現のための道筋をとことん考えていきます。

 参加者は、小布施で得た知識や情報を地元に戻ってまちづくりに役立てる。若者会議の存在が広がることは、小布施の取り組みが広がることでもあります。

 特定の地域と定期的に関わりを持った人同士がウィンウィン(相互利益)の関係を作れることは、人口減少下の時代にはとても重要だと考えています。

 小布施では今、遊休施設を活用し、コワーキングスペース(共同作業スペース)を設けるなど色んな動きが出ていて、短期定住者もいます。

 実際に住んだり、訪れたりして、価値の創造を一緒にやってくれる人材が重要です。どんどん小布施に来てほしい。(太田浩信)

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