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時がつくった東大寺の美 日の丸盆、二月堂焼経など30点、本坊大広間できょうから展示

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 時を経て生まれた美を紹介する「古美術から見る東大寺の美~二月堂焼経と日の丸盆を中心に」展が14~28日、奈良市の東大寺本坊大広間で開かれる。文筆家、白洲信哉さんによる企画。「二月堂練行衆(れんぎょうしゅう)盤」(日の丸盆)など重文を含む約30点を展示し、日本美を伝える。

 日の丸盆は東大寺二月堂修二会(しゅにえ)(お水取り)で参籠する練行衆が食堂(じきどう)作法に用い、全面に黒漆を塗って表面に朱漆を重ねた根来(ねごろ)塗り。展示品は鎌倉時代の盆で、経年によって朱色がはげ、それぞれ趣の異なる模様をつくり出している。

 奈良時代の「紺紙銀字華厳(けごん)経」(二月堂焼経)は江戸時代に二月堂が焼け、灰中から取り出されたために焼痕がある。白洲さんは、「根来は時がつくるもので、一枚一枚、模様が違う日本的な良さがある。焼経はまるで一幅の絵画のように見える」と話す。

 また大広間では、故・小泉淳作画伯が蓮などを描いた東大寺本坊襖(ふすま)絵も公開。午前9時半~午後5時半で、中学生以上千円、小学生500円。問い合わせは東大寺(電)0742・22・5511。

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