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【リンさん殺害事件公判】被告の不審な言動明らかに 千葉

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【リンさん殺害事件公判】
被告の不審な言動明らかに 千葉

 昨年3月、松戸市立六実(むつみ)第二小3年のレェ・ティ・ニャット・リンさん=当時(9)、ベトナム国籍=をわいせつ目的で連れ去り、殺害したとして、殺人や強制わいせつ致死などの罪に問われた元同小保護者会長、渋谷恭正被告(47)の裁判員裁判第7回公判が13日、千葉地裁(野原俊郎裁判長)で開かれた。リンさんが通っていた小学校校長ら4人が出廷。リンさんが行方不明となった昨年3月24日の渋谷被告の動きについて証言し、被告の不審な言動が明らかになった。主な内容は次の通り。

 【事件当日の渋谷被告】

 同小校長 昨年3月24日、被告はいつもは参加する朝の見守り活動に来なかった。リンさんが行方不明になり、保護者会に捜索を協力してもらうため、同日午後1時ごろ、被告の携帯電話に複数回電話したがつながらず、午後5時半ごろと午後7時ごろに電話できた。リンさんの行方は「知らない」、見守りは「母親の介護で行けなかった」と話していた。

 ボランティア団体責任者 「少年警察ボランティア」という活動をしている。被告は昨年4月から加入予定で、昨年3月24日午後2時から松戸東署で新人研修のはずだった。同日午後1時20分ごろ、被告から「ちょっと不幸があって」と欠席の電話があった。

 被告の元妻 平成26年の離婚後も被告と同居していた。昨年3月24日の午後1時ごろ、仕事後に帰宅すると、被告はおらず、小学生の娘に聞くと「話し合いがある」と言っていた。保護者会長になり「話し合い」はよくあった(ので不審に思わなかった)。午後7時ごろ、(無料通信アプリの)LINEをしたが、返信はなかった。被告は午後10時ごろ、帰宅した。

 裁判官 被告は母親の介護をしていたのか。

 元妻 していない。事件の何年も前に亡くなっている。