PR

地方 地方

【W杯開幕 静岡県勢復活の鍵】“マイアミの奇跡”伊東輝悦氏に聞く

Messenger

 ■強いクラブチームが必要

 いよいよサッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会が開幕する。日本代表は厳しい戦いを予想されるが、1996年アトランタ五輪で強豪ブラジルを破る“マイアミの奇跡”を演出し、今もなおJ3アスルクラロ沼津で現役を続ける“レジェンド”伊東輝悦選手(43)に思いを聞いた。(石原颯)

                   ◇

 --98年フランスW杯で代表としてピッチに立てなかったが、最高峰の舞台の印象は

 「お祭りみたい。普段クラブでやるのと違って、国を背負ってやるから意地とプライドがぶつかる。五輪ならオーバーエイジ枠で何人か出るが、国を代表するスター選手が出るのはやはりW杯。そんな選手が国を背負って戦うわけだから、それは面白いよね」

 守備こそが要

 --W杯とはどんな存在か

 「テレビで初めてW杯を見たのが(86年の)メキシコ大会。すごい舞台だった。当時は日本も出たことがなかったが、あんな舞台に出たいと思っていた。W杯はサッカーをしている人にとって憧れの舞台だ」

 --監督交代の影響は

 「メンバーが大きく変わったわけではない。それぞれの特徴を互いに分かっている。今は海外でプレーする選手も多く、経験も持っているので、そんなに難しくはないと思う」

 --初戦のコロンビアとは前回大会と再戦になる

 「(エースの)ハメス・ロドリゲスを抑えただけで勝てるわけではない。他にもいい選手がいる。コロンビアで重要な選手ではあるが、彼一人と試合するわけではない」

 --ポーランドにはレバンドフスキがいる

 「すごいですよ。あれだけゴール(欧州予選で28得点)を挙げられるということはマークを外す動きなどの質が高いということ。ボールを渡す数が少なければ少ないほどいい。その前の段階からコントロールできればDFラインとしては守備がしやすくなる」

 --格上という意味ではアトランタ五輪のブラジル戦が思い出される

 「しんどい試合だった。相手に主導権を握られていた。ただ、ある程度は想定内。こっちが隙を見せたときにはそこから一気に崩れるのは分かっていた。常に緊張感を持って戦えた」

 --決勝点を奪ったときの心境は

 「うれしいと思ったが、まだ残り時間もあったので、さあここからだという気持ちだった」

 リーグで優勝争い

 --県出身が今大会2人。98年W杯では9人いた。再び静岡から多数の選手を送り込むには

 「クラブチームが強くなるのが一つある。クラブで活躍した選手が代表に選ばれる。当時はジュビロ(磐田)や(清水)エスパルスが優勝争いをしたりしていた。サポーターも良い時期を知っているだけに頑張ってくれという思いは持っているのではないか」

 --日本代表への期待は

 「シンプルにベストを尽くして頑張ってほしい。それだけ。代表がいい結果を残せばサッカー界もいい方向に向かう」

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ