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拉致体験、中学生に語る 地村さん「若い世代に伝えたい」 福井

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 小浜市出身の北朝鮮による拉致被害者、地村保志さん(63)が12日、妻・富貴恵さん(63)の母校、市立小浜中学で講演した。地村さんが市内の14小中学校で初めて実施する講演の初回で、富貴恵さんとともに拉致された40年前の状況など自身の拉致体験を語った。

 小中学校での講演は、拉致問題が風化する中、若い世代に体験を伝えたいという地村さんの思いを受け、同市と市教委、拉致問題解決に取り組む「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」(救う会福井)が主催した。

 同中の1年生125人を前に、地村さんは「生徒の前で話をするのは経験がないので不安だ」と切り出し、昭和53年7月7日夜、小浜湾に面した公園の展望台で4人の工作員に拉致された当時を振り返った。

 「妻をねらった事件と思った。モーターボートに乗せられ、工作船に向かう途中、海に放り込まれて死ぬのだなと思った」と語った。

 石丸真鈴さん(12)は「拉致は多くの人を傷つけ、自由を奪うので絶対に許してはいけない」。仲野晟史君(12)は「小浜で起きたことなのに知らなかったので、これからは自分たちが考えていかないといけないと感じた」と話した。

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