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花角新知事が初登庁 新潟県政立て直しに全力

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 知事選で初当選を果たした花角英世氏は12日、県庁に初登庁し、知事就任後初の記者会見で「安心・安全に暮らせ、活力のある県を同時に目指す」と述べるとともに、県政の立て直しに全力を尽くす考えを示した。東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働に関しては、東電福島第1原発事故をめぐる県独自の検証を終えるまでは議論しないとする米山隆一前知事の路線を引き継ぐ考えを改めて強調した。

 花角氏は午前11時ごろに登庁し、約600人の県職員に拍手で迎えられた。県選挙管理員会の長津光三郎委員長から当選証書を受け取った後、知事の職務代理者だった高井盛雄副知事から知事室で事務の引き継ぎを受けた。

 県幹部が出席した庁義では「発想は大胆に、実行は緻密に。失敗を恐れず、やるときはやるという意識で仕事を進めてほしい。私も徐々にギアを上げていく」と訓示した。

 花角氏は就任会見で「少しでも早く、多く結果を出していくことが県政の安定につながる」と県民の信頼回復に意欲をみせた上で、原発政策では「将来的に原発に依存しない社会を目指したい」と持論を述べた。

 歯止めのかからない人口減少にも言及し「徐々に体力を奪い、地域社会の活力を奪う深刻な問題だ」と指摘。「希望する子供の数が持て、希望する生き方に沿った働き方ができる社会の実現を目指す」とした。

                   ◇

 ≪就任会見 一問一答≫

 --今の心境は

 「古巣に戻ったような感覚。約束したことを実行しなければならず、気力の充実と責任の重さを感じる」

 --目指す新潟の姿は

 「安心、安全に暮らせる県と、活力のある県の2つを同時に目指す」

 --原発政策は

 「県独自の検証作業をしっかり進めてもらいたい。一定の議論を尽くして答えがまとまる段階で、責任者として県民の皆さんに結論を示し、納得してもらえるかを確認する」

 --確認の方法は

 「間接的には県議会で、住民投票もあるかもしれない。私自身の信任として問いかける方法もある。2、3年で答えを出せる環境が整うのなら、職を賭して確認することもあり得る」

 --原発と地域経済についての考えは

 「市町村と、しっかり意見交換をしていきたい」

 --東京電力への姿勢は

 「東電の話を聞くことは当然やぶさかではない」

 --宙に浮いた形の日本海横断航路計画はどうする

 「朝鮮半島の現状などを考えると、魅力的なビジネスとしてどれだけ存在感を発揮できるのか。個人的にはなかなか厳しいと思う」

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