PR

地方 地方

「進徳の森」など3件、林業遺産に登録 全国最多の6件 長野

中村弥六が植林した外国産の貴重な樹木が茂っている「進徳の森」(伊那市提供)
Messenger

 日本森林学会(東京)は長野県伊那市の「進徳(しんとく)の森と中村弥六(やろく)の関連資料群」や、木曽町の「旧帝室林野局木曽支局庁舎および収蔵資料群」、飯田市の「遠山森林鉄道の資料および道具類・遺構」の3件を林業遺産に登録した。これにより、全国で31件ある林業遺産のうち、県内の登録件数は6件となり全国最多。林業関係者は「県土の8割を森林が占める『森林県』として、森林資源の豊富さとともに、古くから林業に関わってきた歴史が評価された」と歓迎している。(太田浩信)

 「進徳の森と中村弥六の関連資料群」は、森林法の制定や林業教育の振興に関わり、「近代林学の父」と呼ばれた中村(1854~1929年)にかかわる森林と資料。

 「進徳の森」は、伊那市高遠町で発生した豪雨のために崩壊した山林を、中村が自身の出身地という事情から買い取り、当時は珍しかった外国産の樹木を農水省林業試験場(東京)から取り寄せて移植したのが始まり。遺族が昭和35年、旧高遠町に寄贈し、旧高遠藩の藩校だった「進徳館」にちなんで名付けられた。

 0・6ヘクタールの敷地内には、ヒマラヤスギやユリノキ、ドイツトウヒなどが植えられており、樹齢100年を超える樹木が育っている。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ