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“知る人ぞ知る”漬物のカサイ 「50年もの」自家製ぬか床、味と品質守る 神奈川

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“知る人ぞ知る”漬物のカサイ 「50年もの」自家製ぬか床、味と品質守る 神奈川

「南加瀬三丁目のあさづけ」(手前)をはじめとするカサイの漬物商品 「南加瀬三丁目のあさづけ」(手前)をはじめとするカサイの漬物商品

 スーパーの漬物コーナーに「カサイ」(川崎市)のぬか漬けや浅漬けが陳列されている。商品名は「南加瀬三丁目のあさづけ」。ラベルにはキュウリのぬか漬けを手にほほ笑む河西哲夫社長の写真が添えられている。同社の漬物は“知る人ぞ知る”人気商品。野菜のうまみが引き出され、素材の自然な味が生きているとの評判で、各地に隠れファンを持つ。同社やスーパーには「あの社長の漬物はどこで売っているのか」「こちらの地域でも販売してほしい」などの問い合わせが寄せられているという。

 漬物にしているのはキュウリ、ニンジン、カブ、ナス、ウリなどの季節の野菜。袋詰めやトレーに乗せた商品は30~40種に上り、1商品200~300円程度で販売している。販売契約しているスーパーはFUJI(富士シティオ)、京急ストア、イトーヨーカドー(イトーヨーカ堂、県内店舗のみ)やライフ(ライフコーポレーション、同)など約25社。地元の神奈川をはじめ、東京、埼玉、千葉、静岡、山梨など各都県に出荷している。

 ◆手作業で差別化

 同社が特に自信を持つのがキュウリのぬか漬けだ。創業当初から河西社長が日々まぜて、継ぎ足し続けてきた50年ものの自家製「ぬか床」で漬けており、昔ながらの素朴な味わいが人気を呼んでいる。もう一つの人気の理由は、化学調味料や食品添加物を一切使っていないこと。コメ、塩、唐辛子だけを素材として作るぬかが、野菜が持つ本来の味を引き出す。化学調味料特有の甘さや口内に残る違和感がなく、つい箸が進む。

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