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郷土料理「かきまでご飯」お手軽に 和歌山・印南の主婦らレトルト開発・販売

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郷土料理「かきまでご飯」お手軽に 和歌山・印南の主婦らレトルト開発・販売

 焼きサバをふんだんに使った印南町の郷土料理「かきまぜご飯」の魅力を発信しようと、町や同町の主婦らで作るグループが、手軽に食べられるレトルトパック「かきまでご飯の素」を開発し、販売を開始した。

 かきまぜご飯は、同町の郷土料理で、焼きサバの骨でだしを取り、焼きサバの身と野菜などをご飯に混ぜ合わせたもの。かつては近隣住民が集まる慶弔の行事などで振る舞われてきた。

 しかし、時代とともに行事のスタイルが変化し、機会が減少。郷土料理の普及に取り組む同町の主婦ら6人で作る有志団体「いなみの料理広め隊」が、手軽に日常的に食べられる形で提供し、親しんでもらおうと、レトルト商品の開発に取り組んできた。

 また、同町も平成28年5月から、ご当地産品の魅力向上につなげる「いなみの魅力発信!『地産外商』プロジェクト」を展開。サービスエリアなど県外からの観光客が集まる場所で産品を提供するなどしており、同プロジェクトの一つとして、かきまぜご飯の商品化にも協力した。

 商品名は「かきまぜ」を和歌山の方言にちなんで「かきまで」とし、「かきまでご飯の素」。焼きサバの身のほか、ゴボウやちくわ、こんにゃくなどが入っており、あたたかいご飯に混ぜ合わせるだけで仕上げる。1袋2合用で700円、1合用は580円。

 同町の担当者は「地元のお母さん方が郷土の味を残したいという思いで完成したもの。地元だけでなく他の地域の方にも知ってもらえる機会になれば」と話している。