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那須ロード ブラーゼン吉田4位「見極め少し甘かった」 栃木

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那須ロード ブラーゼン吉田4位「見極め少し甘かった」 栃木

ゴール前の競り合いで勝負が決まった。吉田悠人(右から2人目)は表彰台を逃した=那須町寺子乙の町立黒田原小学校前 ゴール前の競り合いで勝負が決まった。吉田悠人(右から2人目)は表彰台を逃した=那須町寺子乙の町立黒田原小学校前

 自転車ロードレースのJプロツアー第10戦「那須ロードレース」(108キロ)が10日、那須町役場周辺コース(同町寺子丙など)で開かれた。最終周回でメイン集団から飛び出した木村圭佑(シマノレーシング)と橋本英也(ブリヂストンサイクリング)とのマッチスプリントを木村が制してJプロツアー初優勝を飾った。地元・那須ブラーゼンの吉田悠人もゴールまで約1キロを切ってからアタックし、4位に入った。

 レースは町役場前を発着する1周7・2キロの公道周回コースを15周して争われた。逃げ集団をメイン集団が追う展開になり、その後、逃げ集団が吸収され、一つの集団となり、ゴールスプリント勝負になった。ブラーゼンは他に、西尾勇人12位など。宇都宮ブリッツェンは鈴木龍の17位が最高で振るわなかった。121人が出走し、完走は56人。

 あと一歩で表彰台を逃した吉田はレース後、テントに戻って涙を見せ、「悔しいのひと言。チームでは連携できていた。ゴールが見えてきたときに仕掛けてアタックしたが、タイミングや他の選手の体力の見極めが少し甘かった」と振り返った。この日は両親もレースを観戦していたが、「まだ、親にレースは見せられない。最後まで絞り出した結果。絞った力も涙も今の力」と話した。

 岩井航太監督は「下島将輝がスプリントできればよかったが、ほかの選手との接触があり、吉田に託した。最後にスプリントになれば勝負に絡めることが分かった。あと一つだったので、表彰台に上りたかったが、最善を尽くした結果」と語った。(伊沢利幸)