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「千客万来」都に批判続出 江東区議会、豊洲開場延期決議議論へ

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「千客万来」都に批判続出 江東区議会、豊洲開場延期決議議論へ

 豊洲市場(江東区)の観光拠点「千客万来施設」の着工が2020年東京五輪・パラリンピック後になることについて都は11日、同区議会に報告した。

 区議からは「納得できる説明がない」「都と区の信頼関係はマイナス」などの批判が上がり、小池百合子知事の区議会への説明が必要との意見が多く出た。

 千客万来施設は同区の市場受け入れの条件となっている。

 この日の区議会清掃港湾・臨海部対策特別委員会では冒頭、村松明典・都中央卸売市場長が、事前の区への説明・調整不足を陳謝。事業者の万葉倶楽部(神奈川県小田原市)が着工を提案するに至った経緯を説明した。

 特別委は事業者の提案に不確定要素が多いとして、10月の開場延期を求める決議を13日からの区議会定例会で議論すると決めた。

 特別委に出席した山崎孝明区長は終了後、報道陣に「議会の決議は重い。(延期を求める)決議をしたら開場できないのでは」と指摘。「地元として(開場を)歓迎できないことが残念。五輪後の施設着工に至ったことは非常識だ」と述べ、都が同施設の着工・完成時期や東京五輪までの臨時施設の概要を早く明かすべきだとした。