産経ニュース

福井県民は今年も「幸せ」です 幸福度3回連続1位

地方 地方

記事詳細

更新


福井県民は今年も「幸せ」です 幸福度3回連続1位

 シンクタンク「日本総合研究所」(東京)が公表した都道府県別の「幸福度ランキング2018(平成30)年版」で、福井県が前々回(14年版)、前回(16年版)に続き3回連続で総合1位となった。分野別の指標で仕事と教育の分野が4回連続トップ。文化、健康、生活の各分野でも前回よりランクが上がった。総合2位は東京都、3位は長野県だった。

 同研究所の寺島実郎会長が監修し、東洋経済新報社が発刊した。人口増加率や1人当たりの県民所得などの基本指標5項目▽仕事、教育、健康、文化、生活の5分野の指標50項目▽追加指標15項目の計70項目で評価した。

 全70指標のうち33項目が10位以内の評価となり、このうち大卒者進路未定者率、待機児童率ゼロ、学力、女性の労働力人口比率、子供の運動能力など8項目で1位だった。一方、文化分野は9ランクアップしたが33位。指標では外国人宿泊者数が43位、教養・娯楽支出額が36位と低く、英語教室にかける金額が前回の47位から一気に10位にあがった。他の分野ではホームヘルパー数が45位、エネルギー消費量(民生部門)が45位だった。

 追加指標となったライフステージごとの幸福度では、青少年(就学~20代)と現役シルバー(60代~)が1位。中堅社会人(40~50代)は10位、リタイアシルバー(60代~)が14位だった。

 寺島会長は「福井県の強みは教育と仕事の分野の充実だ。教育にかける情熱は大きい。確固たる産業基盤があり、技術を持った中小企業が多い。若者が大学などの卒業後に地元企業に勤め、しっかりした社会基盤を築いている。この好循環が幸福度の高さにつながっている」とみている。