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ため池の水位を遠隔監視 洲本土地改良事務所、減災・防災へ実証実験

水位や漏水量を遠隔で監視する「ため池漏水見守りシステム」(洲本土地改良事務所提供)
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 洲本土地改良事務所はため池の水位や漏水量を遠隔監視する「ため池漏水見守りシステム」の実証実験を6月から開始している。太陽光発電を利用して電源がない山中でも稼働でき、カメラの画像や水位、漏水量をパソコンやスマートフォンで見ることができる。ため池決壊のリスクを下げて減災、防災を目指す。

 淡路島内には約2万3千カ所のため池があり、山中で徒歩30分以上かかる場所もあるという。ため池管理者の高齢化も進んでおり、管理が難しくなっている。このため同事務所はICT(情報通信技術)を活用した遠隔監視システムを開発。6月から観測をスタートした。

 淡路市生穂の桃谷池にカメラ2台、水位計を備えた観測装置を設置し、データを送信。池の水位や漏水箇所の水量の推移を監視し、設定水位を上回ると管理者に水位を下げるように要請する。曇天でも太陽光発電は約5日間稼働できるという。

 観測装置は移設可能で、危険な場所の改修が終了すると別のため池に移動して繰り返し使用できる。システム開発を含めた事業費は270万円。

 11月まで観測を続け、水位と漏水の相関関係や決壊につながる雨量の推定、漏水箇所の特定、スマートフォンの使い勝手などを検証する。

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