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新潟知事選 無党派層取り込み重点 花角・池田氏、遊説VS国政批判

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 10日投開票の知事選は選挙戦終盤に入り、3候補のうち元海上保安庁次長の花角英世氏(60)=自民、公明支持=と、元県議の池田千賀子氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民推薦=の無所属新人の2人が、ほぼ横一線の戦いを演じている。両陣営は勝敗の鍵を握る無党派層の取り込みを重視。池田氏は与野党の対決を強調し、前回選の終盤で米山隆一前知事が票を伸ばしたとされる“必勝パターン”の再現を狙う。花角氏は浸透しきれていない上越・中越地域を中心に攻勢をかけ、対抗する構えだ。(池田証志、松崎翼)

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 ◆反原発訴え

 産経新聞の取材では、告示前から選挙戦前半にかけて花角氏が多くの地域でやや優位だったが、後半に入って池田氏が追い上げてきた。共同通信社が1~3日に電話で実施した世論調査でも両氏は互角の戦い。ただ4割近くは投票先を「まだ決めていない」としており、最終盤まで予断を許さない展開となっている。

 池田陣営は3日ごろから「自民党が応援」「中央政府と直結」などの言葉が踊る新しいビラを投入し、花角氏を支える与党の存在を印象づける戦略を強めている。ターゲットは「反原発」や「反政権」に共鳴する無党派層。野党6党派の幹部らが次々と県内に入って政権批判を繰り返すとともに、市民団体なども会員制交流サイト(SNS)を通じてアピールしている。

 ◆地道に浸透図る

 一方、花角陣営は知名度が不足する上・中越地域での遊説などに時間をかけつつ、県内をくまなく回っている。与党や市長会の勝手連などが持つ基礎票を、地元の有力支援者の応援演説などで固めた上で、無党派層の票を積み重ねていく作戦を取る。陣営幹部は「花角氏と実際に顔を合わせ、話を聞いた有権者が応援してくれるようになっている」と手応えを語る。

 無所属新人で元五泉市議の安中聡氏(40)は、街頭演説を中心に各地で活動を繰り広げている。

 共同通信の調査では、東京電力柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の再稼働に「反対」(39・6%)「どちらかといえば反対」(25・5%)は計65・1%を占め、「賛成」(6・9%)「どちらかといえば賛成」(13・3%)の計20・2%を大きく上回った。また、森友・加計学園問題や財務省元幹部のセクハラ発言などが知事選に影響するとの見方が半数を超えている。

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