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三条中央商店街で認知症高齢者に声掛け訓練

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 認知症の高齢者に声を掛ける模擬訓練が、三条市本町の三条中央商店街でこのほど行われ、地元の民生委員や自治会長、商店街の関係者ら約60人が、正しい声の掛け方やタイミング、会話のスピードなどを学んだ。

 訓練は認知症の患者や家族らへの理解を深めて地域で支え、安心して暮らせる地域づくりにつなげるのが狙いで、市地域包括支援センター嵐北が企画した。

 まず、市の認知症地域支援推進員が「前からゆっくり近づき、目線を合わせて話し掛ける」「相手の話を遮らない」といったポイントを説明。参加者は2チームに分かれ、認知症の高齢者役を務める住民を相手に「どこに行きますか」「大丈夫ですか」と、緊張しながらも優しく語りかけた。

 商店街がある三条小学校区は市内で最も高齢化が進んでいる。参加した八幡町自治会長の池田健治さん(78)は「どこまで突っ込んだ話をしていいか分からず、やってみると難しかった」と振り返った。

 三条署生活安全課によると、同市内では昨年、約50人が行方不明となり、うち約10人が認知症の疑いがある住民。市高齢介護課の担当者は「訓練ではスムーズに会話ができていたのでよかった。認知症の人の事故は行政や警察だけでは防げず住民の力が大事になる」と協力を呼び掛けていた。

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