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杉並区長が公用車で選挙応援 区議会で指摘 「適切に使用」見解

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 杉並区の田中良区長が平成28年4月、目黒区長選で公用車を使って同区長選候補者の事務所を訪問したことが31日、分かった。29年には年間使用の約3割に当たる80日で午後11時以降の深夜に及ぶことも指摘されたが、区は「公務上の必要から適切に使用している」との見解を示した。

 同日の区議会定例会で、金子健太郎区議(共産)の質問に答えた。

 区によると、田中区長は目黒区長選の最終日だった28年4月16日、現職候補の激励のため、公用車で選挙事務所を訪問した。区は、過去の判例を踏まえ「近隣自治体との良好な関係を保つことに資するもので、それが区の円滑な運営に資する。公務ととらえている」と説明した。

 金子氏は公用車の運転日誌から、29年には新宿区に48日行っており、うち28日については情報開示請求をかけても公務の内容が不明だったと指摘。さらに年間使用の約3割に当たる80日で午後11時以降の深夜に及び、うち午前0時以降も27日あるとした。

 区はこれらに対し、新宿区には行政機関や式典会場となる民間施設が多数あり、「昼間に時間がとれない場合は夜に懇談し、それが重なることもある」と説明。深夜の使用についても緊急事態発生に備え「妥当である」と答弁した。

 田中区長の公用車使用をめぐっては昨年5月、都議選立候補予定者2人の会合に2回にわたり出席したことが今年3月に明らかになっており、区は妥当だったとしている。

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