PR

地方 地方

奈良・曽爾村産食材に舌鼓 「テロワール宅配便」利用店のシェフ、腕振るう

Messenger

 奈良市内外のイタリアンやフレンチレストランのシェフらでつくるNPO法人「テロワール」が、曽爾村の食材を使ったランチコースイベント「曽爾村の恵み 若手シェフの供宴」を奈良市内で開催した。シェフに食材を提供した村の生産者7人とシェフの知人ら計約60人が参加し、料理の数々に舌鼓を打った。

 村では昨年6月から、村の農家の野菜を村農林業公社が集荷し、テロワール加盟レストランに週1回配達する、新しい流通の形「曽爾テロワール宅配便」が本格始動している。今回は、シェフと生産者の距離をさらに縮めて取り組みを発展させようと、企画された。

 料理はコースで、5人のシェフが各自1品を担当。ホウレンソウや新ゴボウ、ユズ果汁など村産食材をふんだんに使い、見た目も美しい一皿に仕上げた。

 生駒市に2月にオープンしたイタリア料理店「コムニコ」の堀田大樹シェフ(35)は、村が実や皮を特産品として売り出している「榧(かや)」の葉を料理に使用。「柑橘(かんきつ)系のいい香りがするので、オリーブオイルに香りを移して料理の仕上げにかけた。地元の人が『そんなものに価値があるのか』と思うものが、意外におもしろい食材になったりする」と話した。

 大阪から昨年奈良に移転したフランス料理店「ラ・フォルム・ド・エテルニテ」の永野良太シェフ(42)は、「大阪ではメニューありきで野菜を集めたが、奈良では農家の声を聞いてメニューを考えている。この時期のこの野菜がおいしいとか、逆にもっと教えてほしい」と求めた。

 生産者の1人で、えんどうの花やわさびの葉を提供した山浦康二さん(57)は、「大変おいしい。家庭とは違う野菜の使い方を見て、体験できた。次の商品提案に役立てばと思う」と話した。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ