PR

地方 地方

次郎長生家、静岡市に寄贈 清水港周辺の観光拠点に

当時の趣が残る次郎長生家の内部は一般に公開されている=静岡市清水区(吉沢智美撮影)
Messenger

 「海道一の大親分」と呼ばれた侠客(きょうかく)、清水次郎長が生まれ育った民家で、3月に国の登録有形文化財に指定された「次郎長生家(旧高木家住宅)」=静岡市清水区美濃輪町=が1日、市に寄贈される。耐震化とリニューアル工事が昨年完了しており、市は江戸・明治期の庶民の暮らしを知ることができる清水の重要な観光拠点として、国内外の観光客へのPRを強化する考えだ。(田中万紀)

 次郎長生家はこれまで、子孫が代々継承してきた。ただ、所有する6代目当主が高齢となり、昨年「これからも生家を保存し、清水の観光の拠点とするため、市に寄贈したい」と申し出があった。

 江戸末期の建造で築200年以上。木造2階建ての町屋造り。リニューアル工事では昔の柱や梁(はり)、屋根瓦をできる限り再利用し、外観、内装ともに大規模な補修を施しながらも間取りは建築当初に近い形で復元した。約200年前の次郎長生誕時に産湯につかったとされる井戸があり、次郎長使用の道具や当時の写真、関連資料などが保管されている。

 ◆訪日客の受け皿

 一般公開されていて見学者は年間約1万5千人。市文化財課では「清水港や静岡空港からやって来る外国人観光客の受け皿となるよう、江戸時代の日本人、とりわけ庶民の生活ぶりを体感できる施設として案内していきたい」と話している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ