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医師公募、破格条件でも集まらず断念 青森・深浦町 年収は2200万円

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 だが、2人の医師は経験値が高い一方、高齢であることに変わりはなく、先行きへの不安も残る。

 「若い医師は都市部の設備が充実した医療機関で腕を磨き、専門分野を極めたいと思っている。郡部ではやはり無理だ」

 小山事務長は過疎地の医療が抱える問題を訴える。ある開業医も「若い医師は将来に備えて実績を積みたがる。待遇ではない」と意識の違いを強調する。

 ◆広域連合に期待

 都市部に比べ交通アクセスや教育環境が整っていないことも若い医師が二の足を踏む理由だ。「自然景観という魅力はあるが、それだけで若い人は集まらない。特に子供がいる人ならなおさら」と小山事務長。

 同町は五所川原市など2市4町でつくる「つがる西北五広域連合」を構成する自治体の一つで、小山事務長は「町だけで医師を集めるのには限界がある。広域連合からの医師派遣や情報提供などをしてもらい、医師確保に努めていきたい」と話す。

 医師不足や偏在は深刻な問題だ。28年の厚生労働省の統計によると、青森県の人口10万人当たりの医師数は198人で、全国平均の240・1人を大きく下回る。

 県は弘前大の学生に対し、卒業後の県内勤務を条件に医師修学資金の免除やU、I、Jターンによる医師確保などの対策を進めているが、効果は未知数だ。

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