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イタセンパラすくすく 寝屋川の生物多様性センターで稚魚展示

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 淀川で生息数が減少している天然記念物のイタセンパラの稚魚が、大阪府立環境農林水産総合研究所生物多様性センター(寝屋川市木屋元町)で展示され、約1センチの小さな体で元気に泳ぐ姿が話題を集めている。

 同センターによると、イタセンパラは、日本固有種で、淀川と富山平野、濃尾平野のみで分布し、生きた二枚貝に産卵するのが特徴。寿命は約1年で、春に孵化(ふか)した稚魚は、秋の産卵期をへて生を全うする。

 淀川では、ブラックバスやブルーギルなど外来種が増加するなどしたため、生息数が激減。環境省のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。このため、平成24年から市民団体や民間企業などが協力して外来種の魚を駆除する活動をスタート。25年には稚魚の放流が行われ、29年の調査では、放流後5代目となる8888匹が確認されたという。

 センターで展示されている稚魚は敷地内の保存池で4月に孵化した個体で、順調に成長している。特別展示として二枚貝に産みつけられた卵について解説した動画なども6月15日まで見られる。担当者は「稚魚の姿が見られるのはこの時期だけ。淀川や身の回りの生き物に興味をもっていただければ」と話している。

 問い合わせは、同センター(電)072・833・2770。

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