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リングから熊本に元気を 復興へプロレス祭り

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 熊本県民を元気づけ、地震からの復興を加速しようと、プロレス好きの若手経営者らが6月3日、熊本市中央区の花畑広場で「熊本プロレス祭り」を開く。九州を拠点に活動する「九州プロレス」など6団体総勢38人のレスラーが参戦する。「体を張って熊本を元気にするぞ!」 (谷田智恒)

 イベントのきっかけは、熊本地震発生から2カ月半後の平成28年7月2日、熊本市中心部で開かれた大日本プロレスなどのチャリティー興行だった。観戦した多くの被災者が「元気をもらった」と喜んだという。

 その話を聞いたパソコンショップ経営の福山喜文氏(47)が、プロレス祭りを、周囲に呼び掛けた。

 「プロレスが人々に元気、勇気を与えるものだと改めて思った。戦後、力道山が復興途上の日本を盛り上げたように、熊本を元気づけたい」

 有志が集まり、福山氏を代表に実行委員会ができた。

 実行委相談役に就いたセイカホーム社長、熊沢光徳氏(43)は「会場の花畑広場からは、熊本城も見える。自由に飲食も自由にしてプロレス観戦を楽しんでもらいながら、熊本の元気を全国に発信する場にしたい」と語った。

 実行委によると、午前11時半と午後3時半からゴングの2部構成で行われる。午前の部は神奈川のプロレス団体「フリーダムズ」など6団体が、午後の部は九州を拠点に活動するNPO法人「九州プロレス」が興行する。

 格闘王、前田日明氏(59)と、「藤原組長」こと藤原喜明氏(69)を招いてのトークショーもある。

 今月17日、熊本市役所で記者会見した福山氏は「激しい闘い、笑える試合、女子プロレスあり、存分に楽しめると思う」と期待を語った。

 記者会見に同席したフリーダムズ社長の佐々木貴氏(43)は、岩手県出身だ。東日本大震災で多くの友人や知人が被災した。自身の“軍団”を率いて、被災地で炊き出しやチャリティー興行などもした。

 今回、実行委からの協力要請に、二つ返事で引き受けたという。佐々木氏は「東日本大震災の支援へのお礼といえばおこがましいが、同じく地震で傷ついた熊本の人のため、体を張って頑張りたい」と話した。

 地元・熊本出身のレスラーも3人出場する。

 九州プロレス所属の阿蘇山選手は「スカッとした気持ちで帰ってもらえるようハッスルしたい。当日は必ず“噴火”する」と熱いコメントを寄せた。九州プロレス理事長の筑前りょう太氏(45)は「全選手は熊本のために戦う。好評なら今後も2回、3回と続けていける名物行事にしたい」と抱負を述べた。

 入場無料。雨天時は、くまもと森都心プラザ(熊本市西区)で。同会場の場合は定員450人の先着順受け付けとなる。

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