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「度会県(現在の三重県南部、明治初期に存在)」ネット上に復活へ

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 明治初期に県南部に置かれていた度会(わたらい)県をインターネット上に復活させ、架空の「県民」とともに地域活性化を図る「バーチャル度会県プロジェクト」が8月にスタートする。度会県民はボランティアとして地域の農業、漁業や伝統行事を盛り上げたり、空き家改修を支援したりする。SNS(交流サイト)も活用し、県民の輪を広げていく。

 度会県は明治維新後の第2次廃藩置県で誕生。現在の津市の一部を含む県南部で熊野、尾鷲、伊勢各市などが含まれる。明治4年11月から9年4月まで存在し、県都は宇治山田村に置かれた。9年4月に北部の安濃津(あのつ)県と合併し、三重県となった。

 プロジェクトではネット上に仮想県「度会県」を立ち上げ「度会県民」を募集する。同地域出身の人や関心を持つ人などの参加を見込んでおり、登録後はSNSで交流できるようにする。

 架空の県民だが、現実社会の活性化にボランティアとして協力してもらう。具体的には、農林漁業支援や空き家の改修、イベントへの参加などを検討している。また、都市部で「度会県民の集い」なども開催し、県民同士のつながりも強めていく。

 プロジェクトは定住(移住)人口や交流人口とは違い、地域や地域の人びとと多様に関わる「関係人口」に着目した総務省の補助事業。鈴木英敬知事は「おもしろい取り組みなので、多くの若者に参加してほしい」と話していた。

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