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神戸の障害福祉事業所、専門家と連携の新商品続々 洋菓子、絞り染め、キーホルダー…

専門家のアドバイスで開発した新商品をPRする障害福祉事業所の職員ら=神戸市中央区
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 神戸市内の障害福祉事業所で、菓子店やデザイナーなど専門家と協力して開発した新商品が続々と生まれている。平成26年度に始まった市の支援制度を活用しており、参加したのはこれまでに19事業所。昨年度には5つの事業所が洋菓子やキーホルダー、絞り染め製品などの新商品を完成させた。6月からは市役所内のショップで新商品の販売も始まる。

 障害者を雇用する福祉事業所では、商品などの売り上げから工賃を支払っているが、売り上げが上がらずに工賃が低い水準でとどまっていることが課題となっている。市は、売れる商品を作ることで工賃アップにつなげようと、専門家と連携して商品開発に取り組む事業所に補助金(上限50万円)を交付している。

 昨年度参加したのは、Withくれよん▽キッチンつながり▽Combloom▽ひらめの家▽ゆとり作業所-の5事業所。それぞれが洋菓子店のレシピを使ったフィナンシェ、オリジナルデザインのボタン、地元のみりん粕を使ったクッキー、赤色の顔料「ベンガラ」を使った絞り染めの手ぬぐい、ガラスにイラストや写真を転写したキーホルダーなどをつくった。

 新商品について、事業所側は「専門家の発想や指導がなければできなかった」と感謝。中でも絞り染めを行ったひらめの家は、これまで広報誌の折り込み作業やポスティング作業など単調な作業が多かったといい、スタッフの尾上一生さんは「絞り染めでは利用者が楽しそうに作業に没頭し、自分がつくった商品を見て感動した表情を見せるようになった」と話した。

 新商品は各事業所で販売しているほか、6月からは市役所2号館1階の「神戸ふれあい工房」でも一部を販売する。また、市は6月15日まで、30年度に制度を利用する事業所を募集している。問い合わせは市障害者支援課(電)078・322・5228。

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