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田原本町「唐古・鍵考古学ミュージアム」、6月リニューアル 新指定の重文373点展示

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 唐古・鍵考古学ミュージアム(田原本町)が6月1日にリニューアルオープンするのに先立ち、改修工事を終えた内部が30日、報道関係者に公開された。ミュージアムでは、今年3月に重文指定が決まった唐古・鍵遺跡(史跡、約42万平方メートル)出土の土器や木製品など計373点を常設展示する。これほど多くの重文関係品が常設展示されるのは全国的にも珍しい。

 町施設「田原本青垣(あおがき)生涯学習センター」2階にあるミュージアムでは、これまで3つの常設展示室で遺跡出土品を紹介。重文指定に合わせて展示環境を整えるため、5つの展示ケースを新設するなどの改修工事を昨年9月から進めていた。

 遺跡は全国最大級の弥生時代の環濠集落跡。昭和40年代から橿原考古学研究所と町教委による発掘調査が実施され、土器や木製品、石器など、遺物ケース1万3千箱を超える膨大な資料が出土している。

 新たに重文指定される1921点のうち、遺跡のシンボルとして復元された楼閣を描いた絵画土器や、エメラルドグリーンに輝く翡翠(ひすい)の勾玉(まがたま)、大型の臼や平鍬といった木製品を公開。さらに出土例の少ない鞘付きの石器、国内最古とみられるニワトリの骨を含め総展示点数は544点に上る。

 常設展とは別に、「唐古・鍵遺跡の重要文化財」と題した新装記念の企画展が6月1日~7月8日に開催される。常設展、企画展とも初日から3日間は観覧無料。6月10日午前10時半からはシンポジウム「出土品が語る弥生世界」もある。

 問い合わせは唐古・鍵考古学ミュージアム(電)0744・34・7100。

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