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地酒ファンの裾野広げたい 東広島、7月に日本酒大学開校 「気軽に立ち寄り学んで」

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 日本有数の「酒どころ」として知られる東広島市は、初心者向けの無料の日本酒講座「東広島市立日本酒大学」を7月に開校する。市の酒文化の魅力を発信し、地元産の酒の新たなファン開拓を目指す初の試み。市内の蔵元や酒造関連の専門家と連携して酒の基礎知識を学ぶ座学や試飲を行う講座を8、11月を含め全3回実施する。担当者は「日本酒ファンの裾野を広げることで市が誇る酒造産業や観光の振興にもつなげたい」と話している。

 酒造りに適した水や人に恵まれた東広島市では現在、蔵元10社が酒造りを行っている。江戸前期から大正期の創業と伝わる7つの蔵元が集まるJR西条駅近くの西条地区と、江戸末期と明治期の創業という2つの蔵元が残る瀬戸内海に面した安芸津町と、大きく分けて2つの酒の街がある。白壁やなまこ壁の酒蔵と赤レンガの煙突が建ち建ち並び、「酒都(しゅと)」を名乗る西条は観光地にもなり、吟醸酒の技術のもととなった軟水醸造法を開発した酒造家、三浦仙三郎(1847~1908年)の出身地の安芸津では、その功績を今に伝えている。

 日本酒大学では、こうした酒の歴史や醸造技術、酒造りの裏話などを市内外の人に幅広く知ってもらうことで、地元の酒のファンや応援団の掘り起こしを狙う。大学生ら若者や会社帰りの人たちが気軽に立ち寄って学んでもらえるような講義内容とした。

 初回講座は7月20日午後6時から、東広島芸術文化ホールくらら(西条栄町)で開催。約1時間半の予定で、県の研究施設の専門家が「広島県のお酒の特徴」をテーマに講義し、地元の酒造会社、賀茂鶴酒造(西条本町)の杜氏(とうじ)が酒造りについて語る。同社の酒の試飲もある。

 講義終了後、講師やそのほかの酒造関係者を交えた自由参加の懇親会(有料)を予定。また、受講生に発行する「受講証」には、西条駅周辺の飲食店など13店舗で割引などの特典を受けられるサービスを付けた。市観光振興課は「受講生が講義の様子を情報発信することで、“日本酒のまち”の一層のPRにつながる」と期待を寄せている。

                   ◇

 初回講座の定員は40人。6月1~29日まで、電子申請(URLは市のホームページに記載)や郵送、ファクスで参加希望者を受け付ける。応募多数の場合は抽選を行う。

 2回目以降は8月24日、11月2日の開催予定で、各回ごとに希望者を募る。

 問い合わせは市観光振興課(電)082・420・0941。

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