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育て「奇跡の復興米」 大阪・河南町で田植え

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育て「奇跡の復興米」 大阪・河南町で田植え

 平成23年に発生した東日本大震災の記憶を受け継ごうと、被災地・岩手県大槌町で生き延びた「奇跡の復興米」の田植えが27日、河南町の水田で始まった。隣接する富田林市などでも栽培され、約3・2トンの収穫を見込んでいる。米は、大槌町や熊本地震の被災地などに贈られる。

 「復興米」は、大槌町の主婦、菊池妙さん(77)が津波で流された自宅跡で見つけた3株の稲穂が始まり。26年に大槌町の復興支援をしていた富田林市の「JA大阪南」などに、種もみが贈られ、府内で栽培されるようになった。この日は親子連れら約120人が参加し、丁寧に手で苗を植えていった。同市のパート従業員、池田さや佳さん(39)は長男の新太君(7)らと訪れ、「『復興米』が、この子が震災のことを深く知るきっかけになれば」。JA大阪南の新人女性職員は、かすりの着物に赤いたすきの早乙女姿で作業し、職員の一人の和田真由子さん(23)は「一つ一つ、心を込めて植えました」と話した。