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煎餅から飼育用まで!! ふるさと納税でブレーク「オオグソクムシ」って何モノだ!?

キモかわいいと人気を集めるオオグソクムシ(静岡県焼津市提供)
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 ふるさと納税といえば返礼品の家電や高級家具の自粛要請が記憶に新しい。総務省は自治体に対し、制度の趣旨を逸脱しないよう地場産品に限るよう求めているが、それでも平成29年度の寄付総額は過去最多の3000億円を超える見込みだとか。そんな中、聞き慣れない深海生物で人気を集めている自治体がある。漁業のまち、静岡県焼津市だが、返礼品の「オオグソクムシ」って一体何だ!?。

元は厄介者!?

 ゲジゲジの赤茶色の体節、うごめく無数の足-。腹を水面にあおむけに体をくねらせながら泳ぐ謎めいた深海生物「オオグソクムシ」がひそかなブームとなっている。等脚類に属し体長は10~15センチ。見た目通りダンゴムシやフナムシの仲間だ。

 駿河湾などの深海底に生息し、魚の死体やヒトデなど水中の有機物なら何でも食べる。ヌタウナギ漁などで一緒に漁獲され網にかかった魚を食い荒らすため、漁師からはもともと「厄介者」扱いされていた。

 深海魚漁を営む長谷川一孝さん(43)と市の親善大使も務める久志さん(68)親子が平成26年、横浜で開かれた食のイベントにオオグソクムシを出品し好評だったことから翌年、漁を本格化させた。水深400メートルの海底に直径約15センチ、長さ約1メートルの筒に、まるごと1匹のサバやイワシなどのエサを仕掛けて数日間放置する「底はえ網漁」。世界初のオオグソクムシ漁だ。

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