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ミレー「角笛を吹く牛飼い」9月11日から一般展示 山梨県立美術館40周年で購入

県立美術館で展示されるミレー「角笛を吹く牛飼い」(県提供)
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 フランスの画家・ミレー(1814~1875)の作品展示で知られる県立美術館(甲府市貢川)が、11月3日の開館40周年を記念し、ミレー中期の油彩画「角笛を吹く牛飼い」を9月11日から一般展示する。後藤斎知事が22日の定例会見で明らかにした。

 同館としては70番目のミレーの作品。県は国内の画商と同日、購入仮契約を交わした。6月議会の議決を経て、約8900万円で購入する。県美術資料取得基金から拠出する。

 後藤知事は「ミレーの代表的な主題である『農民画』。美術館の魅力を高め、県内外に力強く発信するため購入を決めた」と述べた。

 同作品は昨年11月、日本の画商が米国内のオークションで買い付けた。制作年は不詳という。

 同館の小坂井玲学芸員は米美術専門家の話として、「1850年代後半のミレー中期の作。20世紀初頭から一般公開されていないとされている」と説明。

 「当館所蔵の『種をまく人』など暗く重厚感ある人物主体の作品が、後年に風景中心へと変化する兆しを示す転機の作品。色の鮮やかさ、明るさが特徴」という。

 県基金の原資は、同館常設展の観覧料と一般会計予算で、3月末の残高は約1億7188万円。県はミレーの11点を含む50点から購入作品を選定。「農民画を中心に、費用などを勘案し決めた」という。

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