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自転車事故防止へ朝の検問 集中エリアの大阪市中央区で東署が初の試み

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 朝の通勤ラッシュ時に多い自転車が絡む人身事故を防ごうと、東署は管内の事故が相次いでいるエリアに限定して検問を実施する初の試みを始めた。自転車利用者への警告・指導などを半月程度行い、効果を検証した上で人員を拡大し、年間を通じて定期的に実施する方針。同署は「悪質な運転には切符を切って対応する。集中的な検問で事故を少しでも減らしたい」としている。

 「イヤホンを着けた自転車の方、止まりなさい」

 今月14日朝、大勢のサラリーマンらが行き交う大阪市中央区のオフィス街に警笛が鳴り響き、同署員がイヤホンで音楽を聴きながら自転車を運転していた30代の男性に「この時間帯は通勤客が多くて危ないですよ」などと注意した。

 検問は、自転車事故が多発している御堂筋と堺筋の間にあるエリア(同区の今橋~淡路町周辺)で、午前8時から約1時間実施。この日は同署員4人態勢で、自転車利用者に違反内容が記された「自転車安全指導カード」を手渡すなどした。

 同署によると、管内では今年4月末時点で、自転車が絡む事故が51件発生、人身事故全体の約30%を占める。また、昨年の自転車が絡む事故は196件で、朝の通勤時間帯に約24%発生し、交差点の出合い頭の事故は約68%だった。先月には中央区の交差点でトラックと自転車が衝突する事故が発生し、自転車を運転していた30代の男性は頭蓋骨などを折る重傷。「一時停止をせず交差点に入った。左右の安全確認をすればよかった」と話したという。

 事故の多発を受け、同署は事故全体の約30%が集中するエリア内の交差点で検問を行い、発生状況を検証するなどして対策を講じる。同署の鎌田昌宏交通課長は「朝の通勤は早めに家を出て交差点では左右の確認を行うなど、時間や気持ちに余裕を持って運転してほしい」と話した。

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