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茨城の殺処分、犬44%・猫77%減 条例施行効果で過去最少

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 平成29年度の犬の殺処分数が338匹で、全国ワースト3位だった前年度から44・8%減少し、過去最少となったことが県のまとめで分かった。猫は375匹(前年度比77・7%減)で、こちらも過去最少。28年12月に「県犬猫殺処分ゼロを目指す条例」が施行されたことを受け、県は啓発活動やボランティア団体の支援などを強化しており、その成果が現れつつある。

 県生活衛生課によると、29年度に県動物指導センター(笠間市日沢)に収容された犬は1325匹で、そのうち828匹が動物愛護団体などに譲渡され、122匹が元の飼い主に返還された。猫は1758匹が収容され、1281匹が譲渡された。

 犬の殺処分数は2年度の計1万8611匹をピークに減少傾向にあるが、17~24年度は8年連続で全国最多になった。25~27年度も全国ワースト2位で、県のイメージダウンにもつながっていた。

 この状況を打破しようと、28年12月の県議会定例会で同条例が成立、施行された。これを受けて県は29年度から猫の不妊去勢手術費用の助成や、里親探しをしてくれる団体に餌代を補助する事業などを実施。30年度は、生まれたばかりの子猫の譲渡を推進する事業も新たに行う。

 全国順位の改善も期待されており、同課の高藤義彦課長補佐は「県民の意識が変わってきている。気を抜かずに今後も事業を進め、殺処分数をできるだけゼロに近づけたい」と話した。(上村茉由)

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