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新作能「田道間守」再演 豊岡で8月 25日からチケット販売

「田道間守」公演を語る創作者の田茂井廣道さん。8月に再演される=豊岡市役所
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 4年前に披露された新作能「田道間守(たじまもり)」が8月22日、豊岡市大手町の同市民プラザで再び上演される。東京での初演を前に実現し、市内の小学生も共演。人間国宝の梅若実さんによる珠玉の演目も予定され、但馬の夏は特別な能舞台に彩られる。今月25日にチケット販売が始まる。

 新作能は同プラザ開設10周年を記念し、平成26年3月にお披露目された。同市の中嶋神社に祭られている菓祖「田道間守命」を題材にしており、観世流能楽師の田茂井廣道さん(47)=京都市=の作。豊岡市が取り組むコウノトリとの共生に着目しているなど「地域性と時事性を盛り込んだ」とし、特産をアピールする場面もある。

 公演では、同神社の菓子祭(4月)で合唱を奉納している市立神美小学校の児童も舞台に立つ。

 さらに、同作品の演出にあたった梅若さんが、梅若家当主しか許されない貴重な仕舞「橘」を演じるなど、「但馬にこれまでにない能の世界」(同プラザ)が展開される。

 初の東京公演は1週間後の8月29日夜、国立能楽堂(渋谷区)で行われる。これに先立つ“壮行”の舞台で、再演を願う声が少なくなかったという。「田道間守の思いをついだ平和への願いや菓子の功徳を描いた作品。能を通じて心を豊かにしたい。但馬をもとにした古典作品はなく、東京でも豊岡の魅力を伝えられれば」と田茂井さん。

 豊岡公演は8月22日午後1時と同6時からの2回。S席8千円、A席5千円で、今月25日午前9時から発売開始。問い合わせは同プラザ(電)0796・24・3000。

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