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山梨県発電所の太陽光パネル発火、原因究明へ

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山梨県発電所の太陽光パネル発火、原因究明へ

 県企業局が「米倉山実証試験用太陽光発電所」(甲府市下向山町)に平成26年から導入している太陽光パネル(最大出力52・6キロワット)1枚が、15日昼ごろ発火し、縦横それぞれ約30センチの部分が焦げた。

 製造元の三菱ケミカル(東京都千代田区)は17日、取材に対して、焼損したパネルを18日に神奈川県内の研究所へ運び、原因を究明すると明らかにした。現段階で原因は不明としている。

 同社広報部によると、発火したのは通常のパネルよりも薄い、厚さ1、2ミリの「シートタイプ」と呼ばれるもので、素材は集光力が高い「アモルファスシリコン」を使用している。

 同社は21年に製造を開始したが、厚さ1ミリ未満の後継商品を開発したため、28年に製造を中止した。

 全国約40カ所で使われており、県内では米倉山の572枚以外に導入事例はないという。

 同社によると、焼けた部分の形状は三角形で、このほか数枚にも変色があった。「発火して煙が上がったのは当社では初めて。県や消防の協力も得て原因を究明したい」としている。