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「外町地域」活性化を 洲本で再生協議会発足 空き家活用など計画へ

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「外町地域」活性化を 洲本で再生協議会発足 空き家活用など計画へ

「洲本外町地域まちなか再生協議会」の設立会議であいさつする坂本昌文会長=洲本市山手 「洲本外町地域まちなか再生協議会」の設立会議であいさつする坂本昌文会長=洲本市山手

 人口減少が進み空き家が増加している洲本市本町や山手、栄町などの「外町地域」の商店街活性化と市街地再生に取り組む「洲本外町地域まちなか再生協議会」が発足し、洲本市山手の淡路信用金庫研修会館で設立会議が開かれた。まちなか再生に向けた県のモデル事業の1つで、豊岡市や伊丹市の商店街に続き5番目の選定。今後、街のにぎわいを取り戻すアイデアを出し合い実行していく。

 外町地域は江戸時代から城下町として栄え、淡路島の政治・経済・文化の中心を担ってきた。しかし、昭和40年に7731人だった地域の人口は平成27年には1760人まで減少。15歳未満の人口割合は全体の8%にとどまる一方、65歳以上は46%を占めるなど少子高齢化が深刻となっている。また、消費生活の変化などにより企業や商店の移転・廃業が相次ぎ、にぎわいが失われつつある。

 協議会は地域の課題解決に向け市商店連合会や各商店街組合、町内会などで構成。県と洲本市から計300万円の補助金を受け、商店街の活性化やまちなか再生に取り組む。会議では規約案や役員案、予算案などが承認され、会長に市商店連合会の坂本昌文会長が選ばれた。

 同協議会は今後、会合の場「よりあいそとまちSUMOTO」を毎月開き、意見をもとに再生計画を策定、空き家活用などの事業を展開していく。坂本会長は「さまざまな人が寄り合い関わることで、地域のコミュニティーをつくりたい」と抱負を語った。