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鳥取赤十字病院本館、4年かけ新築工事完了 災害対応などを強化

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鳥取赤十字病院本館、4年かけ新築工事完了 災害対応などを強化

 鳥取県東部の中核病院、鳥取赤十字病院(鳥取市)が約4年をかけて進めてきた本館の新築工事が完成し、17日、報道向けの内覧会が開かれた。28日にグランドオープンする。

 本館は鉄骨9階建てで、延べ床面積約2万700平方メートル。約76億円を投じ、平成26年から2期に分け、整備した。病床数は350床で、手術室・外来手術室計7室がある。

 災害に強い病院▽救急医療の充実▽診療機能の充実-などを整備の基本に、機能的、開放的な施設とした。総合待合などに医療ガス設備を設け、災害時には避難者ら約100人の受け入れが可能。面積が3倍に広がった救急室には陰圧室や除染室があり、感染症などに対応する。CT、MRIを各2台に倍増、最新鋭の血管撮影装置を導入した。

 同病院は大正4年開設。病棟などは増改築を重ねたが、老朽化が進み、耐震基準も満たさなくなったため、昭和31年から平成2年にかけて建設された建物を再整備し、本館を新築した。玄関のあるA館は年末、解体に着手する予定。