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茨城県が「アグリビジネス基礎講座」受講生募集 もうかる農業へ6次産業化学ぶ

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茨城県が「アグリビジネス基礎講座」受講生募集 もうかる農業へ6次産業化学ぶ

 県は、ビジネス感覚を身につけた農業経営者を育成する「いばらき農業アカデミー」で、6次産業化について学ぶ「アグリビジネス基礎講座」の受講生を募集している。講座では6次産業化の成功事例を参考にして事業計画作成の基礎を学べる。6次産業化に取り組みたいと考えている農業経営者を掘り起こし、「もうかる農業」を推進していきたい考えだ。

 茨城は都道府県別の農業産出額が9年連続で北海道に次いで2位だが、県農業政策課によると、県内で6次産業化に取り組む農業経営者らは平成25年をピークに減少傾向にあるという。

 県は24年から6次産業化に関する講座を開いてきたが、すでに取り組んでいる事業者のレベルアップに主眼を置いた内容が多く、これから取り組む事業者には不向きだった。

 「アグリビジネス基礎講座」は、基礎から学べる内容に改め、これから6次産業化に取り組みたい事業者を主なターゲットにする。受講者の裾野を広げ、県内農家の所得増加につなげたい狙いがある。

 講座では6次産業化の成功事例の紹介を中心に、中小企業診断士や経営コンサルタントから商談のポイントや「もうかる仕組み」などを学ぶ。同アカデミーの担当者は「6次産業化を成功させるポイントをつかめる内容になっている」と語る。

 修了者には生産性向上や販路拡大に取り組む農業経営者向けの補助金「儲(もう)かる農業ステップアップ事業」の審査ポイントが加算されるという“特典”もある。

 講座は6月27日から計6回。応募は申込書を県農業政策課までファクスかメールで送る。締め切りは同月15日。定員は20人程度で、応募多数の際には書類選考などを行う。問い合わせは県農業政策課(電)029・301・3894。(丸山将)