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「こうのとりのゆりかご」11年 妊娠相談の電話増、昨年度は7444件

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 さまざまな事情で親が育てられない乳幼児を匿名でも受け入れる国内唯一の施設「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)が運用開始から11年となった。預入数が減少傾向にある一方、妊娠をめぐる電話の問い合わせが増えているという。

 病院によると、設置から平成28年度末までに預け入れられたのは計130人。そのうち28年度は、過去最少の5人だった。29年度の電話相談は7444件で、前年度より1千件近く増えた。設置する慈恵病院(熊本市)の蓮田太二理事長は、預入数の減少について「電話相談で問題が解決できていることもあるのではないか」と述べた。

 病院側は、妊娠を周囲に知られたくない女性が、個人情報を相談機関にのみ明かし、医療機関で実名を明かさず出産する「内密出産」制度の実施を目指している。蓮田健副院長は「数週間前にも『誰にも知られずに出産したい』との相談が病院にあった。そういった声に対応できるようにしたい」と話した。

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