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急病の子供預かります 姫路初、医療機関併設の保育施設

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急病の子供預かります 姫路初、医療機関併設の保育施設

開設された医療機関併設型の病児保育施設「わたまちキッズルーム」=姫路市綿町 開設された医療機関併設型の病児保育施設「わたまちキッズルーム」=姫路市綿町

 昼間働く保護者などに代わり、急病などで保育所や学校に通えない乳幼児や児童を一時的に預かる病児保育施設「わたまちキッズルーム」が16日、姫路市綿町のビル2階に開設された。隣には小児科診療所「わたまちキッズクリニック」も4月に開院。医療機関の併設型施設は市内初という。同診療所の柏原米男院長は「潜在的ニーズは大きいと思うので、それに対応できる施設にしたい」と語る。

 同施設は約60平方メートルで、看護師1人、保育士1人が常駐。柏原院長が診察や診療にあたり、1日3人まで子供を預かることができる。インフルエンザなどの二次感染を防ぐため、患者の子供を収容する観察室を設けたほか、保育スペースを仕切りで隔てることができる。開設費用の一部約425万円を市が助成した。

 市によると、病児・病後児保育施設はこれまで市内3カ所に設置されているが、医療機関併設型の施設はなかった。市医師会を通じて設置要望を続けていたところ、「医療法人はぐくみ会」(大阪府豊中市)が名乗りを上げ、診療所と病児保育施設の開設に向けた準備を進めていた。

 対象は姫路市内在住の生後3カ月から小学6年まで。利用時間は平日午前8時半~午後6時。土日曜、祝日は休み。利用料は1回2千円。生活保護世帯などには減免措置もある。事前に施設への利用登録申請書の提出などが必要。問い合わせは、わたまちキッズルーム(電)079・223・8993。