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綾瀬市が「電子書籍図書館」 全国屈指1万2000冊の蔵書 交通便悪く…来館せず利用可能

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 利用者情報の画面を設定することが可能で、過去に借りた電子書籍のジャンルなどから、おすすめの書籍を紹介する機能や、これから借りたい電子書籍の情報を保存しておけるリスト機能、電子書籍を評価する機能なども備えた。利用対象者は綾瀬市民のほか、相模原市▽藤沢市▽秦野市▽厚木市▽大和市▽伊勢原市▽海老名市▽座間市▽愛川町▽清川村-といった近隣の10市町村の住民も利用が可能だ。

 ◆若年層や生涯学習に

 電子書籍の貸し出しサービスについては、県内では大和市が2年前から実施しているが、蔵書はわずか約300冊。電子書籍の貸し出しは全国約70の自治体で行っているが、「1万冊超の蔵書はかなり多い方」(綾瀬市)という。

 綾瀬市が電子書籍事業に力を入れる狙いは、市内に鉄道の駅がなく、交通手段が限られる中、図書館に足を運びにくい市民らへの利用を促進するためだ。「読書活動の普及や生涯学習活動の活発化を図る」としている。中でも、読書の習慣が乏しく活字離れが深刻な若年層や、子育て世代への浸透を進める考えだ。市では今年度から、図書館本館の平日の開館時間を午後7時まで延長したほか、返却ボックスを新たに5カ所設置するなど、図書館利用率の向上に本格的に取り組んでいる。今後の取り組みにも注目だ。

 ■青空文庫 著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品を、電子書籍としてインターネット上で無料公開している電子図書館(https://www.aozora.gr.jp/)で約1万5000作品が収録されている。平成9年に開設され、ボランティアが入力、校正している。

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