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「踏み間違い事故なくす」 “オール川口”で防止装置を製品化

「STOPペダル」を実演する大熊さん=川口市
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 オール川口で踏み間違いの事故を解消する-。川口市の町工場が自動車のアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐ装置「STOPペダル」の製品化に成功した。アクセルを強く踏み込むと、アクセルワイヤーが外れ、警告音とともに急ブレーキがかかる仕組み。公的検査機関での試験を終え、6月から民間車検場を中心に販売攻勢をかける。

 手がけたのは、川口市榛松でタクシーに設置する発光ダイオード(LED)表示板などを製造する大雄の大熊利夫社長(59)。約1年前、同市内のナンキ工業(南平次社長)が開発した「STOPペダル」がテレビ番組に紹介された。番組をみた大熊さんは、STOPペダルが製品化されていないことを知り、ナンキ工業に連絡し、「私に製品化させてほしい」と申し出た。

 ただ、製品化には技術的な課題が多く、製品化への道のりは険しかった。

 その課題を一つずつ克服していくたびに図面は変わる。大熊さんは「図面は最終的に6回も変更したが、『もう無理だ』と諦めなかったのがよかった」と振り返る。度重なる図面変更に文句も言わず対応してくれたのが川口市内のメーカーだった。大熊さんは「加工のほか、メッキや塗装会社にお世話になった。STOPペダルは川口の製造業の底力、いわばオール川口が生み出した」と強調する。

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