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芦田川の“住人”紹介 水質改善へ魚図鑑作成 広島

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芦田川の“住人”紹介 水質改善へ魚図鑑作成 広島

 福山市や府中市の水源、芦田川に生息する代表的な魚種を網羅した小図鑑を、芦田川環境マネジメントセンターが作成した。多様な魚たちの住み家であることを知ってもらい、水環境の改善に結びつけようと3千部を発行。両市の小中学校や図書館などに無料配布する。

 「備後の母なる川 芦田川の魚たち」と題したA5判、60ページのパンフレット。上流に生息するカジカなど4種▽中流のアユやギギなど15種▽下流や流域のため池などのコイやナマズなど24種▽河口堰干潟のボラやハゼ類など21種-の64種をカラー写真と併せて掲載した。河口堰干潟を除く43種は、見分けるポイントを分かりやすく示したイラスト付きで詳しい特徴を記している。

 センターは、流域人口が多くて降水量が比較的少なく、下水道普及率も低いなどの条件が重なって水質が悪化した芦田川の水環境改善に向け、平成16年から両市や国土交通省、市民団体などが協力して運営。流域の住民らを対象にした水棲生物とのふれあいイベント「水辺の学び舎」や、年2回の水質調査などを通じて啓発活動を続けている。