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水害で逃げ遅れゼロに 群馬県がリスク想定マップ公開

水害リスク想定マップの県庁周辺・市街地のケース。赤枠の外の色づけされたエリアで新たに浸水リスクが指摘された(県提供)
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 全国で水害が頻発する中、県は想定できる最大規模の降雨量を基に、県内全域にある428の一級河川(県管理)を対象とした独自の「水害リスク想定マップ」を完成させ、15日から公開した。大規模水害発生時の「逃げ遅れゼロ」を目標に掲げる県は市町村と連携し、避難計画の策定などを進める。(吉原実)

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 水防法の改正により、県は昨年7月、利根川など主要19河川の「洪水浸水想定区域図」を公表していた。マップの完成で、主要河川から流れる中小河川の浸水区域も把握できるようになった。これまで浸水を想定していたのは21市町だったが、全35市町村に拡大した。

 具体的には、市街地では利根川中流近くにある県庁の西側エリア、山間部では中之条町役場の南側にある吾妻川周辺でも新たな浸水域が確認された。県河川課は、県内全域をカバーしたマップの意義を「急激に水位が上昇することもある山間部でも、具体的なリスクが確認できるようになった」と強調する。

 マップの作成にあたり、利根川の八斗島上流では、昭和22年に発生した「カスリーン台風」の降雨量を基に想定できる最大規模の降雨量を3日間で491ミリと試算、浸水エリアを割り出した。

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