PR

地方 地方

登録目前、独特の信仰発信 長崎で潜伏キリシタン遺産シンポ

Messenger

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮問機関が世界文化遺産に登録するよう勧告した「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本)をテーマにしたシンポジウムが、長崎市で開かれた。夏の登録実現に向けて機運を高めようと、有識者らは独特の信仰形態を紹介したり、今後の課題を議論した。

 潜伏キリシタンの子孫で、世界遺産を目指す運動に長く携わってきた長崎県五島市の柿森和年さん(71)は、江戸時代を中心とする禁教期から受け継いできた祈りの言葉「オラショ」が記された史料に、構成遺産がある同県の五島列島や長崎市・外海地域、熊本県天草市の地名が記されていることを紹介した。約450人の来場者に「(集落間で)交流があったことが分かる」などと説明した。

 登録が実現した後のまちづくりをめぐる討論会では、天草市の崎津集落近くで旅館を営む平石水穂さん(69)が「地域の過疎化が進んでいる。行政と住民が一体となった振興策が必要だ」と問題提起した。

 ユネスコは6月24日から7月4日に中東のバーレーンで世界遺産委員会を開き、登録の可否を最終審査する。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ブランドコンテンツ