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介護タクシー、アプリで予約 神戸市消防局が配信 救急出動減へ普及期待

神戸市内の民間搬送業者を簡単に検索できるアプリ「さぽのる」の画面=神戸市中央区
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 神戸市消防局が、要介護の高齢者やヘルパーが市内の介護タクシーなどの搬送サービス事業者を簡単に検索・予約できるスマートフォン用アプリ「さぽのる」を開発し、14日から配信を始めた。市消防局の担当者は「高齢者、福祉事業者の間で普及し、外出する際の一助になれば」と期待している。

 市消防局によると、平成28年の救急出動件数が8万件を突破。昨年は8万3081件に上るなど年々増加しており、救急車の現場到着が遅れて患者を救えなくなるリスクが問題視されていた。中でも、要介護者らが救急車をタクシー代わりに使用する不適切利用が課題だったという。

 そこで、救急車以外の移動手段を提案することで救急出動件数を減少させようと、市は地域課題をIT企業と共同で解決するプロジェクトの一環として、市内のソフトウエア業者にアプリの開発を依頼。14日からアプリを一般公開し、誰でも利用できるようにした。

 アプリでは、画面の地図から搬送業者の呼び出し先や目的地を入力すると距離や利用料の予想金額、搬送業者名の一覧を表示。搬送にストレッチャーや車イスが必要な場合も申請できる。また、アプリ公開と並行して6月末までの間、介護事業所やヘルパー、要介護者の家族らの協力を得て、問題点がないか実証実験も進める。

 アプリが対応するスマートフォンの基本ソフト(OS)は「アンドロイド」端末のみ。無料でダウンロードできる。問い合わせは同市消防局総務課(電)078・322・5740。

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