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日韓高速船、対馬経由へ JR九州

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日韓高速船、対馬経由へ JR九州

 福岡市の博多港と韓国・釜山港を結ぶJR九州高速船の国際航路「ビートル」の一部の便が7月23日から、長崎県対馬市北部の比田勝港を経由し、国内航路としても運航することになった。海外と国内航路の客が同じ船に相乗りする「混乗」は全国初。石井啓一国土交通相が14日の参院予算委員会で、運航を認めたと明らかにした。

 対馬北部の住民が通院、買い物で福岡を訪れる際の利便性が高まる。石井氏は「離島生活を支える航路の維持、島への来訪者の増大、日韓交流にも資する」と強調した。運航スケジュールなどの詳細は、対馬市などが17日に福岡市での記者会見で説明する。

 混乗は、乗客間による免税品の受け渡しや不法入国の懸念がある。このため今回は国際、国内航路の客席を仕切り、行き来ができなくなるよう船を改修するといった対策を取る方向だ。

 対馬北部の住民が船で博多と往来するには、九州郵船のフェリーを利用したり、対馬南部の厳原港まで移動して高速船に乗ったりしているが、いずれも時間がかかるなど不便な面があった。