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目の不自由な人に絵画解説 京都文化博物館で「オットー・ネーベル展」鑑賞ツアー

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 スイスやドイツで活動した画家、オットー・ネーベル(1892~1973年)の回顧展「色彩の画家 オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーとともに」(産経新聞社など主催)が開催中の京都文化博物館(京都市中京区)で13日、目の不自由な人も楽しめる絵画の鑑賞ツアーが開かれた。参加者らは健常者と絵の構図や色彩などについて会話を交わしながら特徴をつかみ、絵画鑑賞を楽しんでいた。

 視覚障害者の芸術鑑賞をサポートする市民団体「ミュージアム・アクセス・ビュー」が企画。この日は、全盲や弱視の男女8人を含む約30人が参加した。

 イタリア・ナポリのイメージを色彩で表したネーベルの作品「ナポリ」では、健常者の参加者が「水彩のような鮮やかな黄色やオレンジの四角が積み木のように重なり、その上に青い円がある」と説明。

 弱視の参加者から「どんな色合いの青ですか」「円は何を表しているのですか」との質問に、「秋空のような澄み切った青で、地中海を表しているようです」と答えるなど、互いに協力し合いながら作品への理解を深めていた。美術鑑賞が趣味という弱視の丸山美代子さん(62)=津市西丸之内=は「人によってどのように作品を感じるかが異なり、その違いを話しながら鑑賞するのが楽しい。ぜひいろんな人にも参加して、広まってほしい」と話した。

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