産経ニュース

磁器に映える青の魅力知って 讃岐民芸館で焼き物90点展示

地方 地方

記事詳細

更新


磁器に映える青の魅力知って 讃岐民芸館で焼き物90点展示

 国の特別名勝・栗林公園内の讃岐民芸館で、青色の絵付けが施された焼き物を集めた企画展「民芸の青」展が開かれている。

 白い磁器に映える青色のさわやかさを楽しんでもらおうと企画。江戸初期から昭和初期までの徳利(とっくり)や箸置き、そば猪口(ちょこ)など、庶民が日々の暮らしで使っていた焼き物約90点が並ぶ。

 目を引くのが「油壺」と呼ばれる整髪用の油を入れる容器。江戸時代に、日本髪を結う女性の化粧道具として普及していたという。手のひらサイズで、青の濃淡を生かしながら花や草木などが描かれている。

 2階の常設展は、赤や黄など色鮮やかな油壺が展示されているので、見比べてみるのも面白い。

 このほか、御神酒(おみき)徳利や鉢、壺、沖縄ガラスの水差しなどもあり、青にも群青色やセルリアンブルーなどさまざまな青があることに気づかされる。

 担当者は「青は、色鮮やかな焼き物と並べると地味に感じることもあるが、実は上品で凛(りん)とした魅力にあふれている。ぜひ見に来てほしい」と話した。

 27日まで。月曜休館。無料だが入園料が別途必要。問い合わせは同園(電)087・833・7411。