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小町伝説残る土浦・小町山、登山道整備で地域活性化 地元有志、1年かけ3コース

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 平安時代の歌人、小野小町の伝説がある土浦市小野の「小町山」(標高361メートル)。地元の有志「小町里山愛好会」が約1年かけて、この里山を切り開き、本格的なハイキングコースを整備した。愛好会の斉藤晃代表(75)は「もっとコースを整備して、多くの人に訪れてほしい」と願っている。(篠崎理)

 小野地区には、小野小町が越えたとされる峠道や墓と伝えられる五輪塔など数々の伝説が残り、平成9年には観光施設「小町の館」が誕生したが、周辺には観光客が周遊するような観光スポットは少ない。

 小町山の近隣には、無名の山から人気の山となった宝篋(ほうきょう)山がある。宝篋山は15年ほど前まで荒れていたが、それを整備したのが愛好会のメンバーたちだ。登山道が整備された今では年間10万人以上が訪れ、休日は駐車場がいっぱいになるほどの山になっている。

 小町山は、もともと名もない里山だった。約10人で構成する愛好会が昨年3月から整備を始め、地域にちなんで名前も付けた。

 愛好会のメンバーたちは草木が生い茂るやぶの中、チェーンソーや鎌などを手に登山道を切り開いていった。標識や休憩のためのベンチも作った。整備を進めるうちに、巨岩や奇岩、ヤマザクラも見つかった。愛好会の関紀吉さん(72)=土浦市田土部=は「大変な作業といわれるが、自分たちも楽しいからここまでできた」と振り返る。

 今春、ようやく「天の川沢コース」「尾根コース」など3つのハイキングコースが完成した。山頂からは霞ケ浦が見渡せ、往復で約3キロ、約2、3時間のハイキングを楽しめる。

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